PROJECTS
技術開発・DXに向けた
取り組み
InfraDoctor®
(インフラドクター)
開発背景
首都高速道路は、供用開始から50年以上経過している構造物が全体の約30%を占めていますが、20年後、供用年数が50年を超える構造物は全体の約70%にも及びます。
さらに、生産年齢人口は、少子高齢化により、全人口の約50%まで減少します。
今後の構造物の維持管理は、効率的にマネジメントを実施する必要があるため、構造物の的確な劣化診断予測、適時・適切な補修を可能とする維持管理システムInfraDoctor®を開発しました。
特徴
InfraDoctor®は、3次元点群データや全方位動画及び各種台帳を搭載し、位置情報をキーとした情報プラットフォームとしての役割を担う、維持管理に関する各種業務を支援するシステムです。
〇3次元点群データから、簡易的な計測や図面作成が可能です。
また、高所作業車の作業や交通安全対策のシミュレーションに利用できます。
〇路面性状の調査と費用算出機能で、舗装の補修計画を支援します。
〇鉄道や空港のメンテナンス業務の効率化に活用が可能です。
InfraPatrol®
(インフラパトロール)
開発背景
巡回点検業務は、緊急に対処すべき損傷について無線で報告を行っているため、正しい情報が伝わらない、撮影画像がブレて確認できないなどが課題となっていました。
課題を解決するために、常時録画、高精細画像、映像共有(クラウド)を用いて、InfraPatrol®を開発しました。
特徴
InfraPatrol®は、地図・映像・センサー情報を組み合わせたインフラ維持管理業務の効率化・高度化を推進するシステムです。
〇リアルタイム映像やアーカイブ映像から、見たい場面を迅速に確認できます。
〇事務所内で現場の情報を確認できるため、正確な状況判断が可能になります。
〇損傷個所の発見時や災害発生時など、複合的な判断が必要な場合、関係組織で情報を共有できます。
WaveDoctor®
(ウェーブドクター)
開発背景
道路照明に寿命の長いLEDランプの導入が進んだことにより、明るさの劣化具合を把握し管理水準の維持が必要となったこと、ETC2.0を活用した新たなサービスの拡充により、多数の設備の維持管理を道路規制を行うことなく効率的に実施していくことを目的にWaveDoctor®を開発しました。
特徴
WaveDoctor®は、交通規制を行うことなく、一般車両と同じ速度で走行しながら、複数項目(照度・電界強度・トンネル環境)を測定するシステムです。
〇道路上の規制を実施しないため、お客様への影響が少なく、いつでも測定が可能です。
〇高速走行しながら、「照明の明るさ」「電波の強度」「温湿度環境」を高精度に測定します。
〇定量的かつ連続的な測定により設備の健全性を面的に診断、継続したデータ取得により「機能劣化予測」、「点検・清掃周期の最適化」の維持管理に活用が可能です。
DX推進
首都高グループの一員として、首都高技術のDXを推進します
-
DXに対する現状認識
社員一人一人がDXとは何かを理解します
-
未来像の明確化
社員全員で「目指す未来像・実現したい姿」を思い描きます
-
DXによる業務変革×実行テーマの検討
実行するテーマを決定します
-
DXテーマの実行
DXによる業務変革を実行します
DXの推進
STEP 01 DXに対する現状認識
STEP 02
未来像の明確化
(DXステートメント)
STEP 03
DXによる業務変革×
実行テーマ検討
STEP 04
DXによる業務変革×
テーマ実行
講演会・外部研修により
DXとは? を学びます
- ・DXマインドの醸成
- ・首都高DXビジョンの共通理解
- ・DXアクションプログラムの
共通理解 - ・職場内ディスカッション
(講演会・WS研修の感想)
DX計画策定
・DX人材育成
・研修計画
勉強会 発表会を通じて
「目指す未来像・実現したい姿」
を明確にします
- ・DXマインドの醸成
- ・首都高DXビジョンの共通理解
- ・DXアクションプログラムの
共通理解 - ・職場内ディスカッション
(講演会・WS研修の感想)
講演会・外部研修により
DXとは? を学びます
- ・DXマインドの醸成
- ・首都高DXビジョンの共通理解
- ・DXアクションプログラムの
共通理解 - ・職場内ディスカッション
(講演会・WS研修の感想)
講演会・外部研修により
DXとは? を学びます
- ・DXマインドの醸成
- ・首都高DXビジョンの共通理解
- ・DXアクションプログラムの
共通理解 - ・職場内ディスカッション
(講演会・WS研修の感想)