DISCUSSION 座談会
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技術部
構造技術課所属 Oさん
2022年入社 -
総務経理部
経理課所属 Tさん
2022年入社 -
施設部
施設設計課所属 Iさん
2024年入社
就活の軸、業務から
休日の過ごし方まで!
若手社員が語る
首都高技術のリアル
就職活動で大切にしていたことや、入社の決め手について教えてください
大学で土木について学ぶ中で、橋梁の維持管理に携わりたいという思いが強くなりました。その中でも特に「高度な技術力で首都圏の大動脈である首都高を支える、首都高技術株式会社で働きたい」と考えました。また、当社は土木業界では珍しい「引っ越しを伴う転勤がない」ことや、福利厚生が充実していることで人生設計が立てやすいことが入社を希望した大きな魅力でした。
私は当初から特定の業種には絞らず「人々の当たり前を支える」といった、自分が共感できる軸を持つ企業を幅広く見ていました。その中で首都高技術株式会社は、私の希望にぴったりでした。選考段階では「失敗した・・・」と感じることもありましたが、無事に合格できて安心したのを覚えています。就職活動で最も重視したのは「一緒に働く人」との相性です。当社の座談会では、社員の方々が楽しそうに話している様子を見て「自分もここでならいきいきと働けそうだ」と感じ、入社を決めました。
私も「人々の当たり前を支えたい」という思いからインフラ業界を志望しました。インフラと一言で言っても、鉄道や電力などさまざまですが、私は車の運転が好きだったこともあり、道路業界に興味を持つようになりました。就職活動ではワークライフバランスとやりがいを重視していましたが、インターンシップで当社が「休みが取りやすく福利厚生が充実している」ことを知り、魅力を感じましたね。また、資格取得支援制度が充実している点も、入社後のスキルアップや自身の成長につながると考え、入社の決め手となりました。
現在、どんなお仕事をしていますか
技術部の構造技術課に所属しており、主に地方自治体が管理する橋梁の補修や補強に関する設計業務を担当しています。また、首都高の業務として、災害時などに首都高の機能を維持するためのBCP(業務継続計画)に関するマニュアル作成の補助業務にも携わっています。
「技術部」や「設計」と聞くと、設計業務だけを黙々と行うイメージを持たれるかもしれませんが、実は設計以外の業務も多く、幅広い業務にやりがいを感じながら楽しく取り組んでいます。今はまだ若手で実力が伴っていない部分もあると感じているので、まずは目の前の業務に真摯に取り組み、自身の技術力を向上させていくことに努めていきたいです。
総務経理部の経理課に所属しています。主な担当は、各部から提出される外注請求書の処理、交通費の承認、資産管理などです。業務上、他部署の方に書類の修正などをお願いする場面も多く、少し気を使う場面もあります。会社の正確な経理処理のため、丁寧なコミュニケーションを心がけていますね。特に処理の締め切りが重なる時期は、多くの業務を同時に進める必要があり、大変さを感じることもあります。
施設部の施設設計課で、積算、設計、技術資料作成、調査業務など多岐にわたる仕事を担当しています。1年目は主に積算(工事に必要な費用を算出)を、2年目の今年からは設計と技術資料作成が主な担当です。技術資料作成では、自らデータを収集・分析し、報告書としてまとめる一連の流れを担います。幅広く業務を経験できるのは、大変ありがたいことだと感じています。業務は多岐にわたりますが、先輩に聞きながら整理して進めているので、今のところ頭が混乱するようなこともありません。
入社してから印象的だったことはありますか
苦労したのは、設計業務において不可欠な基準類の理解です。担当業務では首都高だけでなく、自治体ごとに異なる基準も理解する必要があり、その多さには苦労しました。その中で、上司や先輩と相談しながら業務を進めていき、初めて最適な補修・補強方法を提案できた時の達成感が今でもに印象に残っています。
当社の技術開発に関する請求書の処理が特に印象に残っています。新しい技術の場合、経理処理の前例や基準となるものがないケースもあり、どの勘定科目に当てはまるか判断に悩みました。内容を理解するため、担当部署の報告書を読み込んだり、直接担当者にヒアリングしたりもしましたね。普段は触れることのない技術開発の最前線に経理という立場から関われたことは、貴重な経験として心に刻まれています。
特に印象に残っているのは、自社で開発した「WaveDoctor®(ウェーブドクター※)」という測定車両に乗って、測定業務を行ったことです。WaveDoctor®は、車体にさまざまなセンサーや計測機器が搭載されており、道路を走行しながらETCの電波強度や路面温度・湿度などを測定できる特殊な車両です。昨年車両が新しくなり、内装も豪華で快適な環境で業務ができています。運転手と測定者で分担して業務を進めるのも面白く、非常に良い経験をさせてもらったと感じています。
(※道路を走行しながら、道路照明の照度・輝度、ETC設備などの無線設備の電界強度・トンネル内の温度や湿度、路面温度など、複数のデータが取得できる車両。首都高技術株式会社が開発)
入社後の首都高技術の印象はいかがでしたか
入社前後で、会社の雰囲気に対して特にギャップを感じたことはありません。就職活動中の座談会や説明会でお会いした社員の方々のイメージそのままで、非常に話しやすい雰囲気の会社です。困っていると先輩方が声をかけてくださることも多く、とても過ごしやすい環境だと感じています。
私も、座談会などで受けた印象から特に変わることはありませんでした。日頃からさまざまな方とコミュニケーションを取りながら業務ができています。実は学生時代、社会人に対して「満員電車や徹夜などで、とても大変」というイメージを描いていました。しかし、実際は全くそんなこともなく、むしろ良い方に裏切られたというギャップがありましたね。
私も職場環境や業務内容について、入社前とのギャップは特にありません。社会人になるにあたり「上司は厳しい存在」というイメージがありましたが、当社は良い意味で社員間の距離が近いと感じます。若手であっても自分の意見が言いやすく、直接伝えられるフランクな環境で安心しました。
お休みの日はどのように過ごしていますか
休日は基本的に家でゆっくりと過ごしてリフレッシュすることが多いです。サブスクを利用して、映画やアニメ、ドラマを観ることにハマっています。最近は「ローマの休日」や「アルマゲドン」などの名作を見ています。他にはコーヒーが好きなので、気が向いたときに近所のカフェ巡りをしています。
私も休日は家にいることが多いです。朝は目覚ましをかけずに自分の限界まで寝て、お昼ごろに起きる、という贅沢な時間の使い方をしています。サブスクの動画もよく見ていて、最近は勧められたアニメの「ガンダム」シリーズを見ています。たまに地元の福岡から友達が遊びに来てくれた時などには、東京観光の案内役を務めますが、私もまだ詳しくないので一緒に迷ったりしていますね。
休日には友人とご飯に行ったり、飲みに行ったりしてリフレッシュしています。平日の仕事中はやはり気を張っている部分もあるので、休日くらいは気の置けない友人と過ごしてリラックスしたいと思っています。会社の同僚とプライベートで会って、飲みに行くこともありますよ。
ご自身の経験を踏まえて、就活生にアドバイスをお願いします
就職活動中は、いろいろ悩んだり苦労したりすることも多いと思います。ですが、それを乗り越えれば、たくさんの人と出会えたり、趣味の時間を充実させることができる楽しい社会人生活が待っているので頑張ってください。もし当社に興味を持っていただけたなら、ぜひ志望していただきたいと思います。皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。
就職活動中は、マイナスな感情を抱きがちかもしれません。私自身も「自分を認めてくれる企業なんてあるのだろうか」と思うこともありました。しかし、今考えると、就活は世の中の仕事を一番深く知れる貴重な機会でした。選考という側面だけでなく「世の中にはこんな仕事がある」と知る機会だと捉えてみてください。そう考えれば、「今は知識を吸収している期間なんだ」と、少し前向きになれるかもしれません。そのように考えながら、頑張ってみてください。
就職活動中は、将来への不安など、いろいろな感情があると思います。私が思うに、何事も経験と慣れが大事です。今のうちに、さまざまなことに挑戦して、いろいろな経験を積んでほしいです。経験を積んでいけば、面接など緊張する場面でも、その緊張感すら楽しめるようになると思います。もちろん、常に気を張り詰めていると精神的にも疲れるので、時にはしっかりリフレッシュすることも大切です。今しかできないことを大切に、就職活動を楽しんでください。